ソースコードを手に入れる
awesomeインストールしたばっかりですが、masterを試してみたらという悪魔の囁きが聞こえた気がしてぶちこんでみました。
それっぽいドキュメントがあるような気がしたが、そうでもなかった。 Building awesome - awesome
まずは、git clone。
git clone http://git.naquadah.org/git/awesome.git
必要なパッケージのインストールとmake
xcbのパッケージに依存しているので、開発パッケージをいろいろインストールしないといけない。
自分の場合は以下を追加でインストールする必要があった。
sudo apt-get install libxcb-cursor-dev libxcb-icccm4-dev libxcb-keysyms1-dev libxcb-util0-dev libxcb-xinerama0-dev libxcb-xtest0-dev libxcb1-dev libxdg-basedir-dev
人によっては他にも要求されるかもしれない。依存関係を手っ取り早く調べるにはawesomeConfig.cmakeを眺めるといいでしょう。
あとはおもむろにmakeを実行するだけ。勝手にcmakeも含めて実行してくれます。
ひとつ注意するとしたら、ImageMagickを使うこと。GraphicsMagickは対応していないようなので。 アクティブな画像と非アクティブな状態の画像を生成しているんだけど、ImageMagickでしか対応していない-channel Aを使っているのです。
インストール後にやること
sudo make installで/usr/local以下にインストールされているはずなので、あとはシンボリックリンク祭り。
sudo ln -sf /usr/local/etc/xdg/awesome /etc/xdg/awesome sudo ln -sf /usr/local/share/xsessions/awesome.desktop /usr/share/xsessions/awesome.desktop
これで再度ログインしなおすとmasterのawesomeを使うことができるようになる。
ただし、これまで3.4系を使っていたので、設定ファイルに互換性がなくなってしまっている。 ひとまずは、/etc/xdg/awesome/rc.luaを.config/awesome/rc.luaにコピーするといわゆるデフォルトの状態で起動できるはず。