sylnotify.dll 0.2.1 公開

Sylpheedの新着通知をGrowl/Snarl経由で行うためのプラグインであるsylnotify.dll 0.2.1を公開しました。

Jamesさんからうまく動かないんだけどという報告をもらって判明。
修正点は以下の通りです。

  • 起動時の設定ファイルの読み込みの問題を修正
  • 設定ダイアログのtypo(SNP)修正

ダウンロードは以下から。
http://gigo-ice.org/tech/sylpheed/index.ja.html

SylpheedをGrowl/Snarlに対応させるsylnotify.dll 0.2.0 公開

sylpheedのMLで新着メールが届いたときに、タスクトレイアイコンが変わるけど、地味じゃない?(意訳)と発言している人がいた。


そんなの数多存在するメールチェック用のツールで確認すればいいじゃんという話なのだけれども、そこで紹介されていたSnarlというのが興味深かったのでものは試しにプラグインを作ってみました。(おまけでGrowlにも対応)


SNP/GNTPとかに対応するのはちょっと面倒そうなので、お手軽にgrowlnotifyとかSnarl_CMD.exeを使うことにしました。

以下設定画面。


Growlで通知させてみるとこんな感じ。

Snarlで通知させてみるとこんな感じ。

プラグインはステータスバーでON/OFFを切り替える

目下の問題は、

  1. メール1通ごとになっているので大量のメールを一度に受信すると大変なことになる
  2. 通知内容の一部文字化けが発生する

1.についてはSylpheed本体に受信開始と終了時のシグナルを発行してもらって件数のみ通知するというのが現実的かな。
2.についてはもうちょっと調べてみないとなんとも言えないかも。

とはいえ、新着メール通知はそんなに困っているわけでもないので実験止まりかも。

ダウンロードは以下から。
http://gigo-ice.org/tech/sylpheed/index.ja.html

汎用spamフィルタ SylFilter用プラグインSylFm 0.4.0 公開

Sylpheedの汎用spamフィルタ SylFilter用のプラグインとしてSylFm 0.4.0を公開しました。

  • SylFilter 0.5に更新しました

SylFmは以下の機能を提供するシンプルなプラグインです。

  • サマリ/テキストビューからメールの判定結果の確認
  • 判定結果の確認画面からの再学習

Sylpheed 3.1.x以降で動作します。
SylFilterはSQLite3のデータベースを使用していることを前提としています。
ダウンロード先は以下から。
http://gigo-ice.org/tech/sylpheed/index.ja.html

汎用spamフィルタ SylFilter用プラグインSylFm 0.2.2 公開

Sylpheedの汎用spamフィルタ SylFilter用のプラグインとしてSylFm 0.2.2を公開しました。

  • サマリ/テキストビューからメールの判定結果の確認
  • 判定結果の確認画面からの再学習

上記を拡張として行えるようになります。

Sylpheed 3.1.x以降で動作します。
SylFilterはSQLite3のデータベースを使用していることを前提としています。
ダウンロード先は以下から。
http://gigo-ice.org/tech/sylpheed/index.ja.html

Sylpheed添付ファイルパスワードチェックプラグイン chkarchpasswd.dll 0.6.0公開

メール送信時に添付ファイルにパスワードがかかっているかチェックしてくれる

そんなプラグインをアップデート(0.6.0)しました。

Sylpheed 3.2.0beta1以降のWindows版のみで動作します。

compose-send APIが変更されていたので追従しました。

試されたい人がいましたらダウンロードは以下からどうぞ。

http://gigo-ice.org/tech/sylpheed/index.ja.html

Sylpheedユーザのためのプラグイン入門

もしあなたがSylpheedを気に入っていて、自分でもちょっとした機能拡張を
したいと考えたとする。

てっとり早くプラグインをつくりたくなったら多分以下のようにすればいいはず。
基本的にはhttp://sylpheed.sraoss.jp/wiki/index.php?Sylpheed/Win32のビルド方法の項を参考に。

  • MinGW/MSYS環境を用意する

今ならmingw-get-inst-20110530.exeをインストールするというのでも良いです。

  • GTK+を用意する

http://sylpheed.sraoss.jp/wiki/index.php?Sylpheed/Win32を参照してGTK+の環境を用意する
GTK+がちょっと古めなので注意が必要。

  • libsylph-0-1.dllとlibsylpheed-plugin-0-1.dllからインポートライブラリを作る

3.1.1のバイナリからプラグインをビルドするときに必要なインポートライブラリを作成する

pexports libsylphed-plugin-0-1.dll > libsylphed-plugin-0-1.dll.def
pexports libsylph-0-1.dll > libsylph-0-1.dll.def
pexports ssleay32.dll > ssleay32.dll.def

pexportsでdefファイルを作成する。次にdlltoolで.aファイルを用意する。

dlltool --dllname libsylpheed-plugin-0-1.dll --input-def libsylpheed-plugin-0-1.dll.def --output-lib libsylpheed-plugin-0-1.a
dlltool --dllname libsylph-0-1.dll --input-def libsylph-0-1.dll.def --output-lib libsylph-0-1.a
dlltool --dllname ssleay32.dll --input-def ssleay32.dll.def --output-lib libssleay32.a

Sylpheed本体をビルドしてもできるけど、プラグインを作りたいだけならそこまでは不要。
これでリンクに必要なものはそろったので、あとはプラグインのコードを書くだけ。
autotools対応が面倒なら自分でシェルを書いてコンパイルするのが早いでしょう。

Sylpheed添付ファイルパスワードチェックプラグイン 0.5.0実験版公開

メール送信時に添付ファイルにパスワードがかかっているかチェックしてくれる

そんなプラグインをアップデート(0.5.0)しました。

  • zipにパスワードをかけずに送信してしまった。
  • 添付ファイルと一緒にパスワードを書いて送ってしまった

という事故をこのプラグインの導入により防止できるかも知れません。


Sylpheed SVN HEAD(2011/6/8) Windows版のみで動作します。

以前まではSylpheed本体のシグナルハンドラを乗っ取っていたのですが、
公式にcompose-sendがAPIとして提供されるようになったのでそちらを使用するようにしました。


なので、現在安定版として配布されている3.1.1ではこのプラグインはまだ使うことができません。
がんばってSylpheedソースコードからビルドするなりしてください。


まだ挙動があやしいところがありますが、試されたい人がいましたらダウンロードは以下からどうぞ。

http://gigo-ice.org/tech/sylpheed/index.ja.html