もう今年もあとわずか。わたしの2022年・2023年にやりたいことというお題でしたためてみる。
2022をふりかえって
技術書典に参加したというのが大きなトピックであった。
- 技術書典12でDebian新コントリビューターガイドを頒布した(紙+PDFセット)
たぶん日本語で読めるDebianパッケージングに関する新しめの技術書としてはそれなりの内容ではないかと思う。 技術書典13でもポチる人がいたので、潜在的な需要はあったみたいだ。
- 技術書典13でMozilla Firefoxの企業(団体)向けカスタマイズ入門(ESR102対応)を頒布した。(紙+PDFセット)
技術書典5で頒布した「Firefoxを企業(団体)向けにカスタマイズする技術 ESR60対応」の改訂版として技術書典12で頒布した。 技術書典5のころとは異なり、Firefoxのシェアがだいぶ下がってしまっていることや、エンタープライズ用途の解説なのでニッチすぎたということもあり、厳しかった。
予想ではもうすこし出るかと思ったが、さっぱりだった。個人的には紙媒体で出したいというのはやっぱりあるのだけれども、小部数だとどうしても印刷費用が高くなるので厳しい。運営さんによるキャッシュバックがなかったら実現できていなかったと思う。
- https://fabre.debian.net/ に検索機能を実装した
beta.fabre.debian.netで実験していた全文検索機能を正式にリリースした。 PGroongaを使うようにしてバグの全文検索をできるようになっている。 Debian.netチームにスポンサーしてもらっているので、成果をDebConf22で発表したかったが、オフラインのイベントになってしまったので断念した。MiniDebConf TamilNadu 2023を見る限りいちおうオンライン発表もできなくはなさそうだが、DebConf23もたぶんオフライン開催なので当分参加はできそうにない。
なにか成果をちゃんと広報していく機会は考えておきたい。
2023にやりたいこと
- 技術書典への参加
- 知見を技術書としてアウトプットしていくのは継続していきたい。
- Debian勉強会への参加
- 発表の機会を増やしたい
- mentors.d.nの日本語化
- 日本語化されていると多少はとっつきやすくなるのではないか。
- https://fabre.debian.net/ の機能強化
- いろいろ欲しい機能はあるのでそいつを実装していきたい
- あとかんたんにデプロイできるようにするとかメンテナンス性とかプロジェクトとしての体制を整備しておきたい
- Debianパッケージのメンテナンス
- 引き続き継続していきたい
- Grow your ideas for Debian Projectの推進
- 改善できるとよいことをまとめたり、実際に取り組んだりできるとよい