SylpheedのGTK+を2.22に更新するとどうなるか試してみた


以前、Sylpheedで使われているGTK+が古いなと思っていたらフォントまわりで問題があるせいだと教えてもらいました。
そうなんだ、くらいにしか思っていませんでしたが、実際どれくらい遅いんだろうかと試してみました。

GTK+公式サイトで公開されている一式を使ってみました。
http://ftp.gnome.org/pub/gnome/binaries/win32/gtk+/2.22/gtk+-bundle_2.22.1-20101227_win32.zip

以下のファイルはSylpheed3.1のディレクトリからコピーしました。

libeay32.dll
libcompface.dll
libonig.dll
libgpgme-11.dll
libgpg-error-0.dll
libsylph-0-1.dll
libsylpheed-plugin-0-1.dll
iconv.dll
ssleay32.dll
sylpheed.exe
lib/locale/ja/LC_MESSAGES/sylpheed.mo
etc/gtk-2.0/gtkrc

以下のファイルはbundleのGTKディレクトリからコピーしてみました。

GTK/bin
GTK/etc
GTK/lib
GTK/share/local(注:lib/localeに複写)

ちょっと使ってみた範囲だと体感できるほど遅いというような印象はありませんでした。
ただbundle版だとlib/pango自体がないのでちょっと話が違うのかも知れないです。